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がんと黒砂糖

健康の話

黒砂糖をとり続けると

 佐藤典宏先生(外科医・専門はがん)のお話(「2023年12月に雑誌Asia Pac J Clin Nutr に載った論文)

 奄美大島の5000人以上を対象に10年以上追跡調査したということです。対象者の食事内容を詳しく調査して、黒砂糖の摂取量を計算したものです。

 奄美大島の人たちは、おやつの時間に緑茶と黒砂糖を摂るのことが多いということでした。

 黒砂糖を※最も多く摂取するグループは全てのがんのリスクが40%低下。部位別には男女とも胃がんのリスクが、女性では乳がんのリスクが低下したという報告でした。
 ※最も多く摂取は一日に1回以上の摂取。

 参考)2023年に日本人を対象に大規模なコホート研究(観察的研究)で糖類の摂取量と大腸がんのリスクとの関係が調査され、結果は全体の糖質摂取量が多い女性は直腸癌の発症リスクが高くなっていたと言われていました。

 黒砂糖は前々から体にいいと言われてきました。こういう論文が出ると確信が持てますね。
 甘党の人にはいい情報ではないでしょうか。

 糖はがんの餌だから、「糖を断てばいい」という発想が出るらしいのですが、そう単純なものではないというお話を次回アップします。

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